Our Business
職種紹介
土木部門のやりがいは、仕事の達成感にあります。自身の管理のもと、何もないところにモノが造られ、それが長期にわたって多くの人に必要とされます。苦労したからこそ達成感や充実感が大きく、有形物として残るので現物を見ると工事の思い出がよみがえります。また、多くの人と協力するので完成時の感動が共有でき、安全に高利益で完成した工事は社内でしっかり評価されます。土木部門では現場での安全・品質・出来形・原価・環境管理を行う「工事係・工事主任」、現場責任者として原価管理や発注者との協議を行う「作業所長」、複数の現場を総括管理する「総括所長」のポジションがあります。定期的にジョブローテーションを行って鉄道工事、官公庁工事、各種発注者などを経験することでキャリアップを図り、施工管理技士などの資格を取得することで多くの工事に従事できるチャンスが与えられ、会社や社会から必要とされる技術者に成長できます。
建築部門の仕事には“現場を創造する悦び”がつまっています。建物を通じて広く社会に貢献でき、多くの人がひとつのモノを造る協同作業を通じて達成感や充実感が味わえます。ICTの積極活用などによる未来に向けた新しい挑戦も存分にできる環境です。建築部門は「建築本部」と「各支店建築部」に分かれています。建築本部には全店管理や教育・研修・部門間調整を担う「建築部」、官公庁や民間に企画営業を行う「営業部」、技術や工法を開発し、施工計画・提案や積算・見積りなどを行う「技術部」、意匠設計をはじめ構造設計・設備設計・監理などを行う「設計部」があり、各支店建築部では実際の現場の施工管理を任されます。1級建築士をはじめ多様な資格取得に挑戦でき、2026年4月には新たな研修施設が開設予定です。現在は講師・教材を含めたキャリアアップのためのカリキュラム構築を進めています。
日々当たり前のように走っている列車を陰で支えているのが軌道部門のメンテナンス工事です。ミリ単位での仕上がりが求められ、列車を安全に走行させるための責任が大きい分、達成感や充実感が感じられます。新設工事では“地図に残る仕事”に携われるだけでなく、世界から評価される新幹線の建設に係わることで貴重な経験を重ねられます。また、海外での技術協力を通じて日本の技術者としての誇りを実感できます。軌道工事を管理するために必要な「軌道工事管理者」の取得が可能で、軌道工事は土木工事の一環として監理技術者としてのキャリアも積むことができます。軌道工事は、学生の教育課程では学ぶ機会がほどんどない分野です。名工建設では研修制度に注力し、軌道部門では建築・土木の研修プラスαの独自研修が用意されいます。技術交流や社員の成長を目的として、JR東海と相互に出向を行なって教育する機会もあります。
名工建設の経営・基盤を確実に支え、鉄道インフラを中心とする「ものづくり」や「日常を守る」仕事の一翼を担う事務部門。経営資源としてのヒト・モノ・カネについて各技術部門の活動と密接に関わりサポートする“縁の下の力持ち”としての活躍が求められる仕事です。事務部門には、総務・経理・人事・情報システムといった経営資源を運営する『管理系職種』と、社内外のパイプ役として受注〜竣工までのプロジェクト全体をリードする『営業系職種』があります。新卒入社では、原則として入社10年以内に3つの部署を経験します。その間に一度は経理業務に携わることで事務部門のゼネラリストをめざします。キャリア採用の場合は、スペシャリストとして専門領域を深堀していく場合もあります。それぞれの業務を通じて「建設業経理士」や「衛生管理者」「宅地建物取引士」などの資格取得にチャレンジできます。